先日、個人利用目的でドローンを購入しました。
職場でドローン測量をやっているのですが、触らせてもらう機会があり興味を持ったのがきっかけです。
また夫が動画制作をしており空撮に関心を持ったようで、意見が一致し共同で購入することになりました。
軽くいじったことはあっても、実際に購入を考えるまで予備知識はほとんどない状態でした。
自分なりにネットで調べたり、職場の人に聞いたり、手探りでしたが無事購入に至るまでの経緯を記したいと思います。
どんな種類があるか
まず、ひとことにドローンといっても色々な種類があります。
何を選んで良いか迷いましたが、それぞれの目的が分かってきたら自ずと機種も定まりました。
現在一般的に販売されているドローンは大まかに次のように大別されるのかなと思います。
建設業界向けドローン
測量用のドローンはこちらに該当します。
上空から撮った写真を組み合わせて、歪みを補正したオルソ画像(地図のように使える平面画像)や3次元データを作ることができます。
レーザースキャナを搭載したドローンなら、精度の高い地形データを得ることも可能です。
また点検を行う際にも、人が入れない場所の写真を撮れたり、従来より短い時間で現場の情報を得ることができます。
農業向けドローン
空中から農薬や肥料を散布することで、手間がかからず均一な生育環境を実現します。
作物の生育状況を空中写真から確認し、監視するといった使いかたもできます。
広い田畑を手作業で管理することを想像したら、大幅な時間短縮になることが素人ながら予想できます。
レース用ドローン
ドローン界には速さや操縦のテクニックを競う大会があり、大人から子供まで人気があります。
レース用のドローンはラジコンのような小さな機体をしており、細かな動作に対応できます。
産業用に比べ、比較的安価に購入できるものが多いようです。
汎用ドローン
産業用でもレース用でもなく、幅広い用途で使われているものです。
4K解像度に対応していたり、GPSを受信し安定飛行ができたりと、汎用とはいえ高いスペックを持っています。
機種によっては上記の項目にも対応できるものもあるかと思います。
どこで購入できるのか
近年の需要の高まりからドローンを取り扱うお店は意外にも多く、購入方法も様々です。
それぞれの長所・短所があるので自分に合った購入先を見つけておけば、
Amazonなどのオンラインストア
多くの種類から自分のペースでじっくり選べるのがネット購入の良いところ。
その場で調べものをしながら、分からないことも納得したうえで購入できます。
反面、自己責任的な面があるのは否めないかと思います。
専門店のネット販売サイトもたくさんあるので、そちらから購入すればアフターフォローも対応してくれるところが多いです。
またオンラインストアはセールになっている商品が多い印象です。
少しでも安く購入したい場合は上手に利用したいところです。
家電量販店
ビッグカメラ、ヤマダ電機などよくお世話になる家電量販店でも、ドローンを購入することができます。
このようなお店は敷居が低く、名前を知っているというだけでも安心感があります。
立地も良いことが多いため手軽に行きやすいです。
かつ実機を見て店員さんに相談しながら選ぶことができるので、バランスが良い購入方法と言えます。
ドローン専門店
ドローンを専門で取り扱う専門店は知識量が豊富で、初心者には頼りになります。
また混み合うことが少なく、顧客ひとりひとりに丁寧に対応してくれます。
付属品等の取り扱いも充実しており、本体購入後にも長くおつきあいができそうです。
飛行場所を提供してくれたり、スクールを開講しているお店もあります。
私が選んだ購入方法
私は個人的な趣味として飛行させたい、夫は趣味から始めてゆくゆくは仕事にも使いたい。
ということで汎用タイプから始めてみることにしました。
ところで、2022年6月20日から航空法に基づき、100グラム以上の機体は登録義務が課されるという規制が始まったのです。
この法律が施行される直前だったため、正しい知識を得たいと考えていました。
またテスト飛行もしたかったので、練習場のある専門店へ。
汎用ドローンはDJIという会社がメジャーですが、こちらを正規代理店として取り扱っているお店にしました。
予算は10万円でその中で収まるものということで、自然と絞られ「DJI Mini2」を選択。
「Mini」という名前のとおり、小型で持ち運びがしやすいドローンです。
まだ試せていませんが、小さいながらなかなかの高性能のようです。
機体登録に使うリモートIDにも対応しており、外付けの機器を買わずに済んだのも選んだポイントでした。
これから色々な場所に連れて行って飛行させるのが楽しみです!